話し掛けられ日(田舎ver.)

今日の脳内ソング


昨日、諸事情で学校から早く帰ってきたんだけど。
地下鉄の中で変な親父に話し掛けられた。
いや別に悪い人ってわけじゃなかったと思うけど。
なかなか面白かったので↓会話を再現。


おじさん(以下お)「(唐突に)いやー今日は(雨が)降りそうで降らないねー」
私「(突然のことにビックリして)あ、はい、そうですねー…」
お「アンタ、学生さん?」
私「はい、そうです」
お「どこまで行くの?」
私「あ、もう帰るところです」
お「え?」
私「帰るところです」
お「いやだからどこの駅まで行くの?」
私「(気づいて)あ、○○駅(降りる駅)です」
お「その駅の近くに、どっか喫茶店みたいなところある?」
私「いや、ないと思いますけど…」
お「(聞いてない)ちょっとおじさん奢るからさ、一緒になんかお話しない?」
私「(かなり戸惑う)え、いや、ちょっと早く帰らなきゃならないんで…」
お「えー、でも10分か20分は時間あるでしょ?」
私「いや、あの、ちょっと用事があるんで…(もちろん嘘)」


そして暫く沈黙。


お「アンタ美人だねー」
私「あぁ、どうも…(やる気なし)」
お「最近の子はこういう誘いにホイホイついていくけど、アンタはえらい。親に感謝しないといけないよ。感謝することってのは大事なことだからね」
私「はぁ…(あまり理解できてない)」
お「おじさんもね、この前息子に会社を継いでもらって、なんだかんだとやってるうちに暇になっちゃってね」
私「そうですかー…(興味なし)」
お「そんなもんだから、美人な人を見るとつい話し掛けたくなっちゃうのさ」
私「あぁ、そうなんですかー…」


沈黙。


結局このおじさんは私と同じ駅まで乗って、反対側のドアから出てそのまま去っていった。
美人美人て、おじさん、それ化粧のせいだよ(身も蓋もない)
まあとにかくびっくりした。
自慢じゃないが、おじさんとかに話し掛けられたのって、初めてと言っていいかもしれない。
それくらい人と関わりがないのさ、私は。ハハハ。
しかも駅に降りた後も違うおじさんに道を聞かれた。
たった二人だけど、今日はよう話し掛けられる日やなぁーと思って帰路についた。
あの(道を聞いてきた)おじさん、大丈夫だったのかな…
聞いてきた方と反対側の道を走ってたよ。
地元の人じゃないのかな。地下鉄で行けばいいのにね(お節介)
ちょっと面白い一日だった。