昔見た怖い夢

昔、すごく怖い夢を見た。
何も無い白い部屋でたくさんの人が殺されるために列を作って待っているという夢。
その殺され方というのが、白い布団に寝てそのまま火葬されるというもの。
寝てすぐに死ぬらしいから苦しみとかはないみたいだったけど
その時並んでいた私にはとても怖く感じて。
自分の番が来た時に、逃げ出していた。
そしてその施設の外にある茂みに追手に見つからないように隠れて怯えていたら
母が迎えに来て無事家に帰ったという話。
家に帰っても怖くてたまらなくて
目が覚めて夢だとわかった後でもしばらくの間日常生活が怖かった。
考えてみたら、その施設、強制収容所に似ていたように思う。
収容所の当時の写真はモノクロだから部屋も白。
並んでいるたくさんの人。夢の中でも確か裸だった。
施設の外。なんとなく収容所に似ていた。
多分もう10年以上も昔だから記憶もほとんどないけど。
私の中で収容所というのはそれだけウェイトを占めているんだなあと思ったよ。
終わり。