ちょっと怖いこと

今。
恐ろしいことを考えてしまった。


次男の台詞。
「手でも胸でも命でも差し上げる」


手→あの教会で切られた腕


胸→箱マで「俺の胸でならいくら泣いても〜」


命→!!??


胸はちょっと考えすぎかなと思ったけど、こうも順番に差し上げてるんだからあとは命しかない。
まさか最後の最後で次男、死ぬんじゃないだろうな…
三男は死なないとか言ってたみたいだけど、三男が死なないなら、じゃあ次男は?とか思ってしまうわけよ。
うわーなんか考えれば考えるほど怖くなってきた。
だって次男はもう眞魔国には帰れないと(多分)思っているわけで、
陛下を裏切った罪は何よりも重いと自分は思っているわけで。
過去の因縁とか全部吹っ飛ばして陛下に剣を向けたヒューブに怒ってるくらいだから、いかな理由があろうとも
自分でそれをやってしまったことに対してとんでもないくらいの罪悪を持っているわけで。
今のゴタゴタ全部終わったら陛下にも誰にも知られないようなところでひっそりと死んでそうな気がするから怖い次男。


次男があんなに冷たい言葉を吐いたのって、陛下に憎んで欲しかったからなんだと思う。
憎んでもらえれば自分は完全に敵だと思わせることができる。
そして敵である自分が死んでもちょっとなら悲しむかもしれないけどそこまで落ち込むこともないだろうと予想する。
そうすれば自分は罪と忠誠の狭間で苦しむことなく死ねるし、陛下も時が経てば心から笑える日が来るだろうと。
次男にとっての幸せは、陛下が笑って王様をやってくれることだろうから。
自分はどうなってもいいと思ってる(PS2スペシャルノベルでその気持ちは確認済み)
もともと生きてても価値がないと思ってるヘタレだから必要とされなくなったらどこででも死ねそう。
でも陛下は意外にしぶとくて、生きてて良かったなんていい始める。
そうなったらもう奴は逃げられない。
危険なところに自分から飛び込んでいくような人だから目を離すわけにもいかないし、でもやっぱり敵同士だからってギクシャクして。
まさに今の状態が一番辛いのではなかろうか、次男。
いやもう宝マだって読んでないし箱マだって真剣に読んでないからこんな妄想は間違ってることはわかってるよ。
でも離反した直後の次男は、本当にこんなことを考えていたのではないだろうか。
と私は推測する。
ま、本当に本当の気持ちは喬林先生にしかわからんのだけどもさ。