自分というものについて本気出して考えてみた

今日は、いろいろ考えたんですよ。
アルツハイマーについて。
最近アルツハイマーの文字をよく見るなぁ。
それだけ自分に身近になってきてるってことかな。


いろいろえ、考えたんですよ。
自分がなったらどうなるんだろうとか。
他人がなったらどうなるんだろうとか。
結婚した配偶者がなったらどうするんだろうとか。
大事な時期(例えば老後とかね)になったらどうしようとか。


自分が忘れられていく。よく見知った人とは違う人格になる。
多分耐えられないと思う。
だって、他人から聞いた話だけでも涙が出てくるんだから。
ブラウン管越しに(演技だとしても)行かないでと泣き叫ぶ人がいる。優しく微笑む人がいる。
自分を忘れていく、大事な人がいる。でもそれはその人であって、その人ではない。
一緒に歩いて話して笑って生きたその人ではなくなっている。


もうきっと耐えられない。


「あなたのことが好きです」と言ったその口から
「あなたは誰ですか」なんて聴こえたら。
私は多分悲しくて、寂しくて、愕然として、今までの思い出とか楽しかったこととかムカついたこととか一緒に泣いたこととかバカな話したこととか笑ったこととか全部思い出して、改めてその人の顔を見て、すごく悲しくて、泣きそうになって、いや多分泣くと思う。
でもずっとそばにいると思う。その人が好きだから。
でも会うたび悲しくなって、でも会えて嬉しくて、帰るときは寂しくて、また会いたくなって、でもやっぱり怖かったり不安だったりすると思う。
だんだん忘れていくことが多くなって、全然違う人みたいになっちゃって、もう共有できる思い出が一つもなくなっちゃったりして、話もうまく出来なくなって、すごく寂しくて、でもその人に変わりはないから思い出してくれなくても会いたくて、また泣いちゃって、そんなことの繰り返しだと思う。
私はこういうときどうしたらいいか全く分からなくなると思うから。


そんなこと本当は考えたくない。怖くて寂しくて悲しくて涙が出てくるから。
でも絶対に自分にそんなことが降りかからないという保証はない。考えても仕方ないことは分かってる。どれだけ泣いても変わらないことは分かってる。
でもやっぱり考えちゃうんだ。泣いちゃうんだ。


考えてたらあまりに怖くなって会いたかったけど、やめました。